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西村寿行 最近、書店でも見ないね [西村寿行]

 この御仁、おじさんの若い頃には、ずいぶんお世話になった。


 作風は、アクション小説、ハードボイルド、ポルノ小説、ミステリー……、いずれにも分類できそうな小説である。


 売れに売れて、電車の移動時などは迷わず買ったものだ。


 それほど売れているにも拘わらず、直木賞をもらったという記憶がないので、受賞していないのだろう。


 もちろん、大衆小説としては物書きの所得番付1位に輝いたことがあるから、手腕は文句なしのはずだが、受賞をさせるには大きくなりすぎていたのだろう。


 ただ大衆小説にもランクがあるというのなら、西村の作品は上品ではない。必ず犯される場面が出てくるし、こちらもそれを待っているきらいがある。


 何を言いたいのかというと、上品さに欠けるので受賞させなかったなどという、しかつめらしい物言いの巷の文言評論家まがいを黙らせたいからである。


 下品というのなら、村上春樹はどうなの、と言いたい。明らかに渡しそびれではないか。ノーベル文学賞を貰えそうないきおいなのに、いまさら直木賞もないだろう。


 おじさんに言わせると、両者とも渡すには大きくなりすぎた人々である。


 その西村寿行の小説が本屋から消えているのか、古本屋で見るものも昔なつかしい装丁のものだけが目に付く。


 ならば、ちょっと寂しい。草食男子などと言われて久しいが、多くは望まない、ちょっぴり男の威厳を取り戻して欲しい。そんな願いを込めて氏の作品群を推奨する。


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